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こんにちは、未来空間株式会社の広報担当です!
寒暖差が激しい日々が続いていますが、体調を崩していたりしませんか?
先週までは比較的涼しい日が続いていたのですが、今週からはまた暑くなりそうです。
暑くなると靴下を脱いで、裸足で生活するのが気持ちがいいですよね!
でも裸足でフローリングを歩いていると、ベタベタしてきたり黒ずんできたり・・・
フローリングもこまめなお掃除が必要です。
今回は簡単にできるフローリングのお掃除方法をご紹介いたします!
これを機にお家のフローリングの状況を確認してみてください♪
1)掃除の前に知っておきたい!フローリングの基本
フローリングは「木の床」だと思われがちですが、基本的には「合板(ごうはん)」によってできています。
「合板」とは、原木を薄く剥いたものを乾燥させ、1枚ずつ接着剤を塗布して積み重ね、その表面に薄く加工した天然木や化粧板を貼り合わせたものです。
ひと口に「フローリング」と言っても、その種類はさまざまです。
フローリングの掃除方法は、表面に使われている素材や塗料によって変わるので、間違った掃除方法で傷めてしまわないよう、フローリングの種類に適したお手入れをすることが大切です。
*フローリングの塗装は2種類|異なる掃除方法
フローリングの塗装は「オイル塗装」と「ウレタン塗装」の2種類あります。
塗装の種類によって使える掃除道具が変わるため、以下の表より確認してから掃除するようにしましょう。
掃除道具 | オイル塗装 | ウレタン塗装 |
---|---|---|
掃除機 | ○ | ○ |
乾拭き(モップ) | ○ | ○ |
水拭き | × | ○ |
洗剤 | × | △ |
化学モップ | × | △ |
スチーム洗浄機 | × | × |
ワックス | 必要 | 不要 |
▽オイル塗装
オイル塗装は、フローリング表面にワックスや植物性オイルなど自然塗料を染み込ませる塗装法で、主に無垢材(天然木)フローリングに使われます。
木質感のある手触りが特徴で、表面に塗膜がないため水分や洗剤の成分が染み込みやすく、水を使ったお掃除には不向きです。
▽ウレタン塗装
ウレタン塗装は、フローリングの表面に樹脂やUV塗料などの塗膜を張る塗装法で、主に集成材や複合材のフローリングに使われます。
表面に樹脂による塗膜があるため、水拭きや洗剤を使ったお掃除が可能です。
ワックスがけも必要ないことがほとんどですが、各メーカーによってラインナップや塗装性能は異なるので、自宅のフローリングや塗装の種類をまずは把握しましょう。
*フローリングの種類別の掃除頻度
オイル塗装、ウレタン塗装、それぞれの掃除別の頻度をまとめました。
掃除方法 | オイル塗装 | ウレタン塗装 |
---|---|---|
掃除機・乾拭き | 毎日 | 毎日 |
水拭き | × | 週に1回 |
洗剤 | × | 月に1回 |
ワックス | 年に1回 | 不要 |
掃除機や乾拭きは毎日、あるいは2〜3日に1回を目安に行いましょう。
ウレタン塗装の場合、水拭きや洗剤を使った掃除は週1〜月1回の頻度が理想です。
オイル塗装のフローリングは、年に1回ワックスを塗り替えるようにしましょう。
2)フローリングが汚れる8つの原因
フローリングの汚れの原因はさまざまですが、主に下記のようなものがあります。
【フローリングの汚れ8つの原因】
- 足裏の皮脂汚れ
- 髪の毛や垢
- 衣服の繊維クズ
- 砂埃
- ダニのフンや死骸
- ペットの毛
- カビ菌
- 食べ物カスや油脂
上記の中でも代表的な汚れとその性質について解説します。
・皮脂汚れ
裸足でフローリングを歩くことが多い家庭では、足裏の皮脂汚れが付きます。
皮脂汚れは黒ずみの原因にもなるため、こまめにケアすることが肝心です。
皮脂汚れは酸性のため、反対の性質を持つアルカリ性の洗剤で中和させて掃除することも可能です。
ただし、アルカリ性の洗剤は洗浄力が強いものもあり、ワックスやコーティングが剥がれる原因にもなります。
皮脂汚れを落とすには弱アルカリ性の洗剤(重曹やセスキ炭酸ソーダなど)、または中性洗剤を活用することをおすすめします。
・カビ菌
フローリングのカビ汚れは、フローリングに水分が付いて湿気が高くなり、ほこりや汚れが栄養になって発生します。
斑点のように出ることもあれば、黒ずみがにじんだようになっていることもあるため、見つけたら早期に掃除しましょう。
掃除には住居用スプレー洗剤(ウタマロなど)と消毒用アルコールを使います。
フローリングの床に落ちるゴミには、肉眼で見えない細かいものも多くあります。
食べ物カスや人の垢はダニのエサになり、皮脂汚れは細菌が繁殖する原因となります。
また、窓付近の砂埃や水分もフローリング汚れや劣化の原因となるので、定期的な掃除が重要です。
3)毎日手軽にできる!基本的なフローリング掃除法
フローリングは毎日掃除してホコリ汚れなどをできるだけ取り除きましょう。
ホコリが床に落ちている朝のうちにやるのがベストです。
毎日でも出来るサッと手軽な掃除方法を紹介します。
*手軽にできるフローリング掃除の手順
【用意するもの】
・フロアワイパー
・床用ドライシートまたは雑巾
1)フロアワイパーにドライシートまたは乾いた雑巾を装着する
2)フローリングを拭く
ポイント
チリやゴミは、1ヶ所に集めて捨てましょう。
集めたゴミを掃除機で吸い取る方法も簡単でおすすめです。
スチームモップやスチーム掃除機などは、フローリングの突き上げ、ふくれ、ひび割れ、カビ、変色、白化などが発生する可能性があるので、使用は控えましょう。
4)ベタベタを解消!フローリングの拭き掃除法
裸足の多い夏やジメジメした梅雨の時期は特にフローリングがベタつきがちです。
フローリングがベタつくときは、水拭きをします。
汚れが落ちないときは水で薄めたウタマロなどの中性洗剤を使いましょう。
気になるときは週に1回、通常は月に1回くらい定期的に行うと、ベタつき予防にもなります。
▽フローリングがベタつく時の掃除手順
フローリングのベタつきには、雑巾と掃除機のダブル使い、汚れが落ちない時は中性洗剤が効果的です。
所要時間 | 約20分 |
---|
【準備するもの】
・フロアワイパー
・掃除機
・ウエットシートまたは雑巾
・ウタマロクリーナーなどの中性洗剤(汚れが落ちない時)
1)ドライシートでフローリングを拭いてホコリや髪の毛を取る
いきなり掃除機をかけると、排気でホコリが空気中に舞い上がるため、先にドライシートでホコリを取り除きます。
この時、床に置いてあるものを移動しておくと掃除機がかけやすくなります。
2)掃除機でフローリングの細かいゴミを吸い取る
ノズルが床から浮かないよう、1回にスイングする幅は身長の半分程度にします。
さらに気持ちゆっくりめのスピードでかけると、細かいゴミを吸い取ることができます。
3)雑巾で水拭き、またはウェットシートでベタつきを拭き取る
汚れが落ちない場合は中性洗剤を薄めたものを雑巾に含ませ、汚れを拭きます。
4)水分が残らないように乾拭きする
中性洗剤を使用した場合はしっかり拭き取りましょう。
※※注意※※
・ワックスがロウでできている場合、強くこすると剥がれてきたり、水分や温度で溶け出してしまうことがあります。
・劣化や変色の原因となるため、無垢や白木、畳などの天然素材の床は水拭きしないでください。
水拭きで落ちない汚れは中性洗剤を使う
油汚れや食べカスなどが気になる所は、ウタマロクリーナーなどの中性洗剤を薄めて雑巾に含ませ、汚れを拭き取ります。
汚れが取れたら、水拭きのあとに乾拭きしましょう。
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・主洗浄成分は手肌と環境にやさしいアミノ酸系洗浄成分。中性でツンとした嫌な臭いもなく、素手でも使えます。
★時短テク!アルカリ電解水でもっと手軽に水拭き
水拭きと乾拭きの二度拭きが面倒という方には、アルカリ電解水がおすすめです。
アルカリ電解水は、水を電気分解してアルカリ性を強めた水溶液で、無色無臭のため、安全でエコな洗剤。
100円ショップやドラッグストアでも安く市販されています。
アルカリ性の洗剤は、皮脂汚れや食べ物汚れなど、酸性の汚れに含まれる脂肪酸やタンパク質を溶かす効果があります。
酸性の臭いを中和する働きもするため、消臭にも効果的です。
また、アルカリ性の強い洗剤の中では、多くの細菌や微生物が死滅するため、強い洗剤を使用せずに除菌することも可能できます。
ただし、ワックスでコーティングされているフローリングの場合、コーティング剤の種類により使用できる洗剤が異なります。
アルカリ電解水は、ワックスを溶かしてしまう可能性がありますので、使用可能かどうか確認しましょう。
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- アルカリの力で、油汚れを落とします。
- IHやガスコンロ、レンジフードやキッチン家電の飛び散り油汚れを落とします。
- 冷蔵庫の内外、電子レンジ等の調理家電のお掃除に。
- 界面活性剤不使用だから泡立ち・ヌルつきがなく、仕上げの水拭き不要。
6)フローリングを掃除する際の3つの注意点
フローリングは想像以上にデリケートなため、誤った方法で掃除すると傷めてしまう恐れがあります。
フローリングを掃除する際の注意点を3つまとめたので、掃除前にチェックしてみてください。
【フローリング掃除の3つの注意点】
①床材を確認する
②アルカリ濃度に注意
③スチームクリーナーの使用はNG
注意点①|床材を確認する
前述したように、フローリングの種類によっては水拭きや洗剤の使用がNGなものもあります。
例えば、オイル塗装のフローリングに水や洗剤を使って掃除方法を施すと、表面に塗膜がないために水分が染み込み、シミや変色につながる恐れも。
表面がケバ立つ原因にもなりかねませんので、掃除前には床材の状況を確認しましょう。
注意点②|アルカリ濃度に注意
重曹やセスキ炭酸ソーダなど、アルカリ性の洗剤を使う際にはアルカリ濃度に注意しましょう。
重曹水の場合は1%の濃度が目安です。
アルカリ濃度が濃すぎると、拭いた後に白残りする場合があります。
万が一、白残りした場合には水拭きで拭き取りましょう。
注意点③|スチームクリーナーの使用はNG
スチームクリーナーは、高温の蒸気を噴射して汚れを浮かせることができる掃除機です。
ただ、熱や水分がフローリングを傷めてしまう可能性があるため、正しい使用方法や適している材質について必ず確認しましょう。
7)汚れ防止にも!フローリングのワックス掛け
半年に1回ほどフローリングにワックスをかけると、表面の傷の保護や、ツヤだしの効果があります。
ただし、ワックスが不要なタイプのフローリングもあるので、ご自宅のフローリングの素材を確認しましょう。
▽ワックス掛けの手順
【用意するもの】
・樹脂ワックス
・ワックス掛け専用モップ
・掃除機
・雑巾
- フローリングワイパーと掃除機でフローリング表面のゴミやホコリを取り除く
- 水を濡らした雑巾でフローリングの汚れを拭き取る
- フローリング表面、目地部を乾かす
- 樹脂ワックスをワックス掛け専用モップに染みこませ、目地に溜まらないよう木目に沿って、薄くムラなく塗る
- 樹脂ワックスが完全に乾くまで自然乾燥させる
ワックスがけのポイント
ワックスを掛ける日は、天気の良い日を選びます。
気温やワックスの温度が5℃以下のときや、床面が直射日光に当たり高温になるときはワックスにムラが出る可能性があるため、避けましょう。
*手軽にワックスをかけたい人におすすめのアイテム
手軽にワックスをかけたい人は、「リンレイ オールワックスシート」がおすすめです。
ワックスが入った3層構造の特殊シートをお手持ちのフロアワイパーに装着し、立ったまま簡単にワックスがけができます。
速乾タイプなので乾燥時間は10分、効果は4ヶ月です。
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・お手持ちのワイパーに付けるだけで、立ったままラクラクワックスがけ!
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・本格樹脂ワックスで、大切な床をキズや汚れから守って長持ちさせ、明るく自然なツヤを出します。
・ワックス効果4ヶ月、10分で乾燥します。
いかがでしょうか。
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