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ギトギト油でベタつく換気扇、つい後回しにしていませんか?
今回は、初心者でも始めやすい換気扇掃除のやり方をわかりやすく解説いたします。
掃除のコツから便利な掃除アイテム、注意点や予防方法まで、すっきりきれいにするためのポイントをまとめました。
ぜひ最後までご覧ください✨
1)換気扇(レンジフード)が汚れる3つの原因
換気扇(レンジフード)が汚れる主な原因は油・ほこり・タバコのヤニの3つです。
▽換気扇(レンジフード)が汚れる3つの原因
①油汚れ
②ホコリ
③タバコのヤニ
原因①|油汚れ

換気扇(レンジフード)が汚れる一番の原因は、調理中の「油」です。
揚げ物なので跳ね返った油が換気扇に付着する、あるいは油が混ざった空気を換気扇が吸い込むことで、ギトギトの油汚れが発生します。
油は冷えて時間が経つと固まり、粘着力が出てきます。
ここにホコリが付着したり、油自体が参加することで黒っぽい汚れへと進化するのです。
固まった油汚れは簡単には落とせず、蓄積された油汚れが層をなすと同時にさまざまな汚れを吸着することで頑固な汚れになります。
頻繁に揚げ物をする家庭や、魚を焼く頻度が多い家庭では特にケアが必要です。
原因②|ホコリ

換気扇は空気中のホコリも吸い込みます。
前述したように油汚れにホコリが混ざると、頑固な汚れへと変化し、大量の汚れの固まりが換気扇にこびりつきます。
原因③|タバコのヤニ

換気扇の近くでタバコを吸う方は要注意です。
タバコのヤニで汚れの度合いが高くなることに加え、タバコの臭いが染みつき、換気扇を使用するたびにイヤな臭いを振りまく原因にもなります。
2)換気扇(レンジフード)の油汚れを簡単に落とす2つのコツ
キッチンの換気扇掃除を簡単に落とすコツは2つあります。
一つ目はアルカリ性の洗剤を使うこと。
油汚れは酸性なので、反対の性質をもつアルカリ性の洗剤を使うと汚れが落ちやすくなります。
もう一つは、お湯で溶かした洗剤につけ置きすることです。
油は温めると柔らかくなる性質があるため、お湯で溶かした洗剤につけ置きすると簡単に汚れを落とすことができます。
▽換気扇(レンジフード)の油汚れを簡単に落とす2つのコツ
①アルカリ性の洗剤を使う
②洗剤を溶かしたお湯につけ置きする
①重曹・セスキ炭酸ソーダなどアルカリ性洗剤を使う

油汚れに強いアルカリ性の洗剤には重曹やセスキ炭酸ソーダがあります。
特に重曹は弱アルカリ性で低刺激のエコ洗剤なので、小さな子どもがいる方、手肌が敏感な方でも安心して使えます。
普段の換気扇(レンジフード)掃除にぴったりです。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも水に溶けやすく、アルカリ濃度が高いのが特徴です。
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②洗剤を溶かしたお湯につけ置きする

換気扇にこびりついている油とホコリの汚れを簡単に落とすには、洗剤を溶かしたお湯につけ置きすることです。
汚れてすぐの油汚れは拭きとるだけで簡単に取り除けますが、こまめに掃除しにくい換気扇は、蓄積し固まった油汚れがこびりついています。
40〜60℃のお湯に汚れた換気扇を1〜2時間ほどつけると、こびりついた油汚れがゆるみ、比較的簡単に汚れを落とせるようになります。
▽換気扇の油をラクに落とす!重曹沸騰水の作り方
分解した換気扇のパーツをつけ置きするときに使用する「重曹沸騰水」の作り方を紹介します。
一度お湯を沸騰させたあとに冷ましてから使うので、その間にファンを取り外すと効率的です。
中性洗剤を使って掃除する場合は、沸騰させる必要はありません。
中性洗剤をお湯に溶かして使ってください。
【用意するもの】
- 水1L
- 鍋
- 重曹大さじ5〜6杯
①常温の水1Lを大きめの鍋に入れ、火にかけ沸騰させる

②重曹大さじ5〜6杯を少しずつ入れる

③20〜30分沸騰させる

④やけどしない温度(50〜60℃)になるまで時間を置く
重曹沸騰水は、外した部品がすべて浸るくらいの量が必要です。
部品の大きさや、つけ置き用ゴミ袋の大きさに応じて、分量を調節して作ってください。
重曹沸騰水は、沸騰することにより強いアルカリ性になります。
鍋や換気扇の材質がアルミ・銅・真鍮(しんちゅう)などの場合は、黒く変色する恐れがあるので使わないでください。
※重曹水を長時間沸騰させ続けると、湯気に含まれた重曹でレンジフード(換気扇)が白くなります。注意してください。
3)換気扇(レンジフード)の掃除準備!ファンの取り外し方
キッチンの換気扇(レンジフード)を掃除する前の準備として、シロッコファンやプロペラファンを取り外す方法を解説します。
【図解】換気扇(レンジフード)の種類

換気扇の種類はシロッコファンとプロペラファンの2種類です。
システムキッチンの換気扇の多くは「レンジフード」と呼ばれるカバーがついています。
レンジフードの形はいくつか種類がありますが、フィルターの奥にある換気扇の本体は、シロッコファンと言われる筒状のものです。
プロペラファンの多くは、カバー(レンジフード)がついていないので、容易に見分けることができます。
まれにレンジフードがついているプロペラファンもあります。
①シロッコファンの取り外し方
作業前の安全確保を忘れずに
シロッコファンを取り外す前に、換気扇の電源プラグを抜いてください。
電源プラグが見つからなければ、チャイルドロックを設定したり、換気扇の電池を抜く、ブレーカーを落とす等、機種に合わせた安全確保を行いましょう。
※ブレーカーを落とす場合、冷蔵庫など、常時電源を入れておく必要のあるものの電源が切れないように確認しましょう。
▽フィルターの取り外し方
換気扇のフィルターは、横にずらしたり留め具を外せば簡単に取り外せるものが多いです。
サイドにあるつまみを外してパカっと開けるタイプもあります。

レンジフードカバーやフィルター付近に、油を溜めておくオイルパックがついている製品があります。
オイルパックがある場合は、カバーやフィルターをはずす前に、中の油がこぼれないように水平に保ちながら外しましょう。
▽シロッコファンを取り外す手順

②ベルマウスに取り付けられている蝶ネジを反時計回りに回して外す
※ベルマウスとは、ファンの手前にある円盤のようなパーツのことです。

③ベルマウスの中心にあるネジを時計回りに回す
通常のネジとは反対の時計回りに回すと外れる機種が多いです。
「ゆるむ」「LOOSEN」と矢印が書いてあれば、矢印の方向に回してください。

④ファンが落ちないように抑えながらネジとファンを取り外す

ネジなど細かいパーツの取り扱い
取り外したネジなどの細かいパーツは、排水口ネットにまとめて入れておくと、紛失予防になります。
排水口ネットに入れたまま、他の部品と一緒にネジも洗えるので、掃除の手間も省けます。
②プロペラファンの取り外し方

ファンの中心部にある円形のキャップをくるくると回すだけです。
キャップが取れ、ファンを本体から外すことができます。
①フィルターがついている場合、フィルターを取る
②羽をおさえ、中心についている丸いスピンナーを「緩む」方向に回し、手前に引っ張って外す
③パネルを手前に引いて外す
④パネル下についている油だまりを外す
4)換気扇(レンジフード)を楽に掃除する方法
重曹沸騰水につけ置きして、油汚れの多い換気扇(レンジフード)を楽に掃除しましょう。
詳しい方法を説明します。
換気扇(レンジフード)掃除の流れ

お湯が冷めるのを待つ間に、換気扇のファンを取り外すとスムーズに掃除が進められます。
▽換気扇(レンジフード)の掃除手順
【用意するもの】
- 重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)と沸騰水
- 新聞紙 数枚(不要な広告紙や大きめの袋でもOK)
- ゴミ袋(40Lくらい)1枚
- ゴム手袋
- キッチンペーパー
- 割り箸
- 使い古しの歯ブラシ
- 食品用ラップ

| 所要時間 | 約2時間 |
|---|
上記で記載した「換気扇の油をラクに落とす!重曹沸騰水の作り方」にしたがって、掃除用の洗剤を作ります。

②電源プラグを抜く
安全のためレンジフード(換気扇)の電源を切り電源プラグを抜きます。

③養生する
キッチンや床に汚れ防止のタオルや新聞紙を敷いて養生します。必要であれば脚立を用意しましょう。

④つけ置きの準備
シンクや浴室にゴミ袋を広げて部品をつけ置きする準備をします。

⑤部品を外す
フィルター・ファン・ネジなど部品を外します。

⑥部品と洗剤を袋に入れ、つけ置きする
外した部品を袋の中に入れます。
ファンを取り外した時にネットに入れたネジも一緒に袋に入れましょう。
その後冷めた重曹またはセスキ炭酸ソーダ沸騰水(もしくは洗剤を溶かしたお湯)を入れ、1〜2時間つけ置きします。

⑦洗剤を流す
お湯で汚れや洗剤を洗い流します。
こびりついた汚れは歯ブラシでこすり落とします。
部品の水気を拭き取って乾燥させ、レンジフード(換気扇)に取り付けて完了です。

袋に入らない大型のパーツは、キッチンペーパーに洗剤を浸して汚れの上に貼り付け、その上から食品用ラップでカバーして汚れと洗剤を密着させます。
つけ置き時間を有効活用しよう
換気扇のパーツをつけ置きしている間に、換気扇の取り外せない部分やコンロ周りの拭き掃除をしましょう。
汚れがひどい場所に、重曹またはセスキ炭酸ソーダ沸騰水を浸したキッチンペーパーを置き、ラップを被せてつけ置きします。
1時間ほど放置したら、水を濡らして硬く絞った布巾で洗剤をきれいに拭き取ります。
*換気扇(レンジフード)の掃除は「オキシ漬け」も効果的
重曹やセスキ炭酸ソーダの代わりに「オキシクリーン」を使うのもおすすめです。
オキシクリーンとは、過炭酸ナトリウムを主成分として配合されたアメリカ生まれの「酸素系漂白剤」です。
優秀な汚れ落ちで、ガンコな油汚れや茶渋、タオルの悪臭やYシャツの襟の皮脂汚れなど、家庭内のしつこい汚れ落としに役立ちます。
【用意するもの】
- オキシクリーン
- お湯
- スポンジ

②ビニール袋にプロペラ・シロッコファン、パーツを入れる

③40〜60℃のお湯をビニール袋に入れる

④そこにオキシクリーンを1Lあたり付属スプーン1杯で分量で入れてかきまぜる

⑤60〜120分間放置する

⑥つけ置き後、水でよく洗い流し、必要に応じてスポンジでこすり洗う

⑦よく乾燥させたら元に戻して完了
5)換気扇(レンジフード)掃除用のおすすめ洗剤6選
重曹やセスキ炭酸ソーダ、オキシクリーンなど、換気扇(レンジフード)の掃除に使える洗剤を紹介しましたが、ほかにもおすすめの洗剤をいくつかピックアップしました。
①リンレイウルトラハードクリーナー
ゴム状になった頑固な換気扇の汚れもスッキリ落としてくれるリンレイウルトラハードクリーナー。
水酸化ナトリウムと水酸化カリウムという超強力なアルカリ剤をダブルで配合しているため 今までは諦めていた強烈な油汚れ、さらにはコゲまで徹底的に除去します。
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②激落ちくん キッチン クリーナー 泡スプレー
激落ちくんシリーズのキッチン用泡洗剤です。
スプレータイプで換気扇やレンジの油汚れに直接吹きかけられます。
パワフルな泡でキッチンの汚れを強力に落としてくれる、除菌+消臭タイプです。
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③アズマ 洗剤 アズマジック油汚れ洗剤
ハウスクリーニングのプロが推奨する洗剤シリーズ「アズマジック」。
よりラクに、より早く掃除できるように、吹き付けるだけで頑固な油汚れを強力に分解し、簡単に落とします。
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④業務用超強力油用洗剤 技・職人魂 油職人
ハウスクリーニングの現役のプロの社長が作ったプロ仕様の洗剤です。
実際に清掃業者が使っている専門洗剤で、お値段は高いですがAmazonでも「魔法のように頑固な油汚れが落ちた」という高評価レビューが寄せられています。
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⑤Tipo’s アビリティークリーン 住居用マルチクリーナー
換気扇等のガンコな油汚れから衣類のしつこいシミ汚れ落としまで使える万能クリーナーです。
頑固な油汚れを浮かすヤシの実由来成分、油を分解するグレープフルーツ抽出液が配合されており、「諦めていたこげ汚れ、シミ汚れが綺麗に落ちた」という高評価の口コミが多く寄せられています。
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⑥リンレイ ウルトラオレンジクリーナー
天然由来成分98%、落とせなかった家じゅうの汚れを一掃する、オレンジオイル配合の万能洗剤です。
オレンジオイルが油を溶解するため、換気扇のギトギトした油汚れはもちろん、お鍋の焦げ落としや魚焼きグリルの掃除などにも使用できます。
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