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寒さに負けない!古い家のための冬の寒さ対策

リフォーム

★前回の記事はこちらから↓

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年1回目の投稿です✨

皆さま年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はインフルエンザに罹ってしまい、折角親戚たちが帰省してきているのに隔離生活となってしまい少し寂しい思いをしました(^^;

そんな親戚たちが口を揃えて言っていたのは、長野県の寒さです((+_+))
私も長野県で過ごす冬は10年ぶりなので寒さが身に染みていますが、長野県だけではなく氷点下近くになる土地にお住まいの方は家にいても寒いと感じることが多いですよね。

今回は一軒家にお住いの方、特に古いお家にお住まいの方に向けて記事を作成してみましたのでぜひご覧ください♪

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未来空間では断熱のリフォームも取り扱っております。
お気軽にご相談ください♪
お問い合わせはこちらからお願いいたします
☎0120-313-138

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特に古い家に住んでいるとどうしても寒さが気になりますよね。

窓からのすき間風や床下の冷え。
暖房を入れてるのになんだか寒い!寒すぎる!と家の中の寒さに悩んでいらっしゃる方のために、その原因と解決方法を解説します。

しっかりと寒さ対策を立てて快適な冬を過ごしましょう!


古い家の寒さの原因を理解しよう


▽古い家(一軒家)が寒い理由

日本の木造住宅は高温多湿な気候に合わせ、湿度が高くならないように通気性重視の家が多かったのです。
逆に言えば気密性が高くありません。
よって、家の断熱性はあまり考えられていませんでした。

築30年~築40年ほどが経った古民家が寒いのは下記のような理由が挙げられます。

1.断熱材のない家
2.窓の作り:サッシや窓の種類
3.すき間風

具体的に見ていきましょう。

1. 断熱材のない家

冬に寒い古い家を暖かくリフォームするには | 地震と建物を考える

古い家では断熱材が施されていないことがあります。
断熱材のない家では、室内が外気温の影響を強く受けます

今では断熱材が壁の間、床下、天井裏と家全体を覆うように入って防寒していますが、古民家では断熱材を使用していないことがあります。
断熱材が入っていないと、外と中を壁1枚で隔てており、外の寒さがダイレクトに伝わってしまいます。

家の中を暖房器具で温めても、なかなか家全体が温まらないのはこのためです。

また、断熱材が使われていても現在使われている断熱材よりもかなり性能が低いもの(薄いもの)が使用されており、壁、床、天井の間に隙間が生まれ、冷気が入り込みやすくなっています。

断熱材は30年~40年を目安に性能は劣化してしまいます。

 

2. 窓の作り

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窓際に行くと冷気を感じることがありますよね。
日本の窓にはアルミサッシが多く使われています。

アルミサッシは非常に熱伝導が良いため、外気の影響を受けやすく、外の寒さが直接室内に伝わってしまいます

窓辺の冷気は、冷たい風となり室内の暖かい空気の下に入り込み、暖かい空気を上へ上へと押し上げます。
そのため、自分たちのいる空間がどんどん冷えてきてしまいます。

これを「コールドドラフト現象」と言います。

このため部屋全体の温度を均一に保てなくなり、部屋を寒く感じやすくなるのです。

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▽コールドドラフト現象はなぜ起こる?

暖かい空気は軽く、暖房などで暖められた空気は部屋の上へと上がっていきます。
一方、温められた空気が冷たい窓ガラスなどに触れると、下降していきます。
これにより、部屋の上の方は暖かく、下の方は冷たい空気が集まります。
天井付近の温度と床付近の温度差は5℃近くにもなります。
窓の断熱性の低さや家の構造によって起こりやすくなっています。

 

また、従来の日本のほとんどの古い家では1枚板の「単板ガラス」を使っていました。
しかし、近年は2枚の「複層ガラス」(ペアガラス)を用いることがほとんどです。

単板ガラスは1枚のガラスで内と外を遮っているため、冷たい空気も入り込みやすく、外気の影響をもろに受けやすいです。
それに比べて複層ガラスはガラスとガラスの間に空気の層があることで、熱が伝わりにくく、室内の暖気の流出も抑えることが出来ます。

 

 

3. すき間風

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長年にわたる地震や台風などが発生する生活環境の中で少しづつ影響を受け、目に見えない歪みが蓄積し、建物の歪みにつながります。

経年劣化による建物の歪みにより、すき間風が発生してしまいます。
床や壁、屋根などのほんの少しの隙間から冷気が家の中に入り込み、すき間風となって家全体を冷やします。
さらに、風通しの良い設計がなされている場合も多く、これが冬場の寒さを増幅させることがあります。
加えて、床下の通気口が適切に管理されていないと、冷気が床から侵入してくることもあります。
これらの要因を把握することで、適切な対策を講じることが可能になります。

 


窓からの寒さを防ぐ方法


結露に悩まされる冬。原因と対策方法を知り、快適な生活空間を守ろう|【公式】オーダーカーテン通販|WARDROBE sangetsu

古い家の寒さの原因を見てきましたが、実は住宅全体の熱の大半が窓などの開口部から出入りしています。
冬場だと実に58%もの熱が開口部から外に出てしまいます
窓回りの寒さ対策はとても重要です。
簡単に対策できる方法がありますので4つご紹介します。

 

1⃣ 隙間テープでの簡単対策

窓のサッシや玄関などにできたわずかな隙間をテープで埋める方法です。
テープはホームセンターや100均、ネットでも購入することが出来、手軽に対策可能です。

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  • 貼るだけで花粉、ホコリ、小虫、蚊などの侵入をブロックし、外からの空気の流入を防ぎ、屋根や床、壁、窓からの冷気や暖気を逃さず、室内の温度を保つことができます。
  • 力を入れて引っ張っても割れたり裂けたりせず、長時間の水や太陽光、熱にさらされても劣化しにくく、高温や低温にも耐えます。さらに、超強い粘着力でしっかりと貼り付けられ、剥がす際にもノリが残りません。
  • サイズが自由にカットでき、貼り付けが容易で、特別な工具は必要ありません。適切な長さにカットしてから、貼りたい場所にしっかりと押し付けるだけでOKです。カーブや凹凸のある場所でも完璧に貼り付けられ、取り外しも簡単で違和感もありません。

 

2⃣ 窓に断熱シートを貼る

窓に断熱シートを貼るのもお手軽な断熱効果をアップする方法です。

窓用のポリエチレンなどで出来たフィルム上のシートを貼ることで、シートと窓の間に空気の層を作ることによって、冷気が流れ込むのをシャットアウトし、室内の暖かい空気を逃しにくくします。

冬用の暖房効果を高め、結露を発生しにくくするシート、夏用の紫外線を遮り冷房効果のあるシート、冬夏兼用のシートとあります。
断熱シートは使用に伴い、徐々に効果が薄れ、粘着力も弱くなってくるので半年ごとの交換が推奨されています。
貼りっぱなしだと、カビが発生しやすくなったりもするので、季節ごとの張替えをお勧めします。

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3⃣ カーテンを断熱仕様に

カーテンを断熱仕様のものに変えるのも寒さ対策には有効です。
断熱効果、保温効果が高い厚地のカーテンを取り付けましょう。
またレースのカーテンやカーテンの裏地をつけて二重にしておくのも保温効果が上がります。

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4⃣ DIYで窓枠を二重に

プラスチック段ボールやポリカーボネートを使って、二重窓にしましょう。

木枠を作って、そこにカッターで切断可能なプラスチック段ボールやポリカーボネートをはめ込み、二重窓にします。
既存の窓に取り付けるだけですき間風が入り込みにくくなり、冷気を感じにくくなります。

賃貸物件でDIYで木枠を作るのがちょっと難しい・・なんて方はプラスチック段ボールを窓に立てかけておくでもだいぶ冷気の入り具合が変わります。

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窓際に立てかけるだけの断熱パネルもあります!

  • 【特徴】窓際に立て掛けるだけで、サッシからのすきま風や冷気を遮断します。
    暖房効率アップにより省エネ効果も抜群で電気代節約にも効果があります。
    折り畳み式なので設置も収納も簡単です。
  • 【使い方】下部の切れ目から屋内側に折り曲げて窓に立てかけます。
    下部を折り曲げる事で全体がフラットに近くなり、直立状態を維持しやすく屋内側に倒れにくくなります。

 

 


床の防寒対策


すき間風だけでなく、床下からの冷えも気になる方も多いのではないでしょうか?
底冷えして暖房を付けても室内が暖まらないということもあるでしょう。
そんな時は窓の対策も大切ですが床からの冷えも対策をしましょう。
カーペット

簡単にできる防寒対策方法は

  • カーペット・ラグを敷く
  •  ホットカーペットを使う
  • 靴下・スリッパを履くなどの防寒対策グッズを使う

など、床の冷たさを直接足に伝わらないようにすることが大切です。

  • 床用の断熱、保温シートの併用

カーペットやラグなどを敷くときに併用すると断熱効果が上がります。
床用のものはアルミなどが蒸着され、発泡ポリエチレンのような断熱素材が入っているので、床に敷くことで床面からの冷気を伝わりにくくします。
その上でカーペット、ラグなどを使用することで暖房効率がアップし節電にもつながります。
また、無垢の木材のフローリングとホットカーペットの間に敷くことで、木材の割れや反りを防ぐ効果もあります。

  • サーキュレーターを使う

先ほども出てきましたがコールドドラフト現象が起こると、暖房を付けていても足元が寒く感じてしまいます。
そんな時は、サーキュレーターや扇風機を使って部屋の空気を循環させて、室温を一定に保つようにしましょう。
また、ホットカーペット、床暖房などで床を温めるのも有効な手段です。


リフォームでの本格的な寒さ対策


予算に応じた効果的なリフォーム

色々な方策を講じてもどうしても寒さが気になる時は、リフォームによる本格的な寒さ対策が必要です。
リフォームは古い家の断熱性能を大幅に向上させる絶好の機会です。
コストは高くなってしまいますが、長期的に見れば、光熱費の削減にもつながり、また寒さ、暑さに悩まされない快適な生活を手に入れることができます。

室内の温度を一定に保ち、外気の影響を最小限に抑えるには高断熱、高気密のリフォームが必要です。

1⃣ 壁や床の断熱リフォーム

まず古い家では、断熱材が不足していないかどうかチェックしてもらいましょう。
その上で、断熱材が不足している場合は断熱リフォームがおすすめです。
外壁と内壁の間、床下に断熱材をいれたり、内壁に断熱パネルを貼る、屋根や外壁に断熱効果のある塗装を行うなど方法はいろいろあります。

家の状態や構造によって、必要な断熱リフォームは異なりますので、まずは相談してみましょう。

2⃣ 窓、玄関ドアなど開口部の断熱リフォーム

先ほどもお伝えしましたが窓回りの対策は非常に有効です。
窓の断熱性を上げるには、「単板ガラス」を「複層ガラス」(ペアガラス)に変える、もしくは「内窓」を設ける方法があります。


●窓ガラスを「複層ガラス」に変える

「複層ガラス」は2枚、3枚のガラスの層の間に空気層を含み、断熱効果を発揮します。
複層ガラスは単板ガラスの約1.7倍の断熱効果があると言われています。

単板用ガラスサッシを複層用ガラスサッシに変えるにはカバー工法が多く使われます。
既存の窓枠の上から新しい窓枠を取り付けるカバー工法は外壁や窓枠の工事が不要なため、施工が数時間で完了します。

●内窓の取り付け

既存の窓の室内側に、新たな窓を取り付けて「二重窓」にします。
既存のサッシを残したまま内側に取り付けるだけなので、簡単に低予算で行えるのがメリットです。
断熱効果や防音効果、結露防止などが期待できます

●玄関を断熱仕様に

玄関ドアを断熱仕様のものに交換するのも断熱性向上に欠かせません。
DIYで玄関の断熱に取り組んでも効果が無い場合は玄関ドアを完全に交換することを提案します。

最新の断熱技術を活用することで、エネルギー効率も向上し、光熱費の削減にも繋がります。
こうしたリフォームは、単に暖かさを提供するだけでなく、住まい全体の快適さを向上させ、冬の暮らしをより豊かにします。
特に、寒冷地にお住まいの方には、これらの対策が日常生活の質を大きく向上させるでしょう。
リフォームを通じて、寒さ知らずの快適な住まいを手に入れましょう。

 

今回の記事では、古い家が寒い原因とその対策方法について解説しました。

まず気軽にDIYで実践できる対策方法をご紹介しましたが、それでもまだ寒さが気になる場合、断熱リフォームをすることになるでしょう。
ご紹介したように床や壁に断熱材を入れたり、内窓を設置したり、玄関を断熱ドアに交換するなどさまざまな方法があります。

最近は省エネ住宅が強く推進されているので、さまざまな補助金や減税制度があります。
これらをうまく活用して、理想の住宅を建ててください🏠

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未来空間では各種リフォームも行っております。

水回り、外壁等のリフォーム、内外装リフォーム工事、湿気・カビ・シロアリ対策工事、高齢者住宅バリアフリー工事、介護保険住宅改修、防水、断熱、防露、遮音工事

など、お困りの場所がございましたらお気軽にお問い合わせください♪
お問い合わせはこちらからお願いいたします
☎0120-313-138
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