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こんにちは、未来空間株式会社の広報担当です!
もうすぐ2024年も終わりですね。
年末の大掃除は進んでいますか?
大掃除は普段掃除しない場所も久しぶりに目にする機会が多いですよね。
意外と気になるのが洗濯機の排水口の汚れや臭いです。
排水口の汚れやつまりを放置していると、防水パンから洗濯水が溢れ出てしまう他、悪臭を放つようになるなど、さまざまなトラブルを招いてしまいます。
洗濯機は日常的に使用するため、排水口の掃除やお手入れも定期的に行うことが大切です。
しかし排水口の仕組みを知っている方は決して多くないため、排水口の掃除方法を知らない方がほとんどです。
当記事では洗濯機の排水口のつまりの原因から自分でできる解消法までを徹底解説します。
お手入れの方法を知り、すぐに洗濯機のつまりを解消して快適に洗濯できるようにしましょう!
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洗濯機の排水口の汚れやつまりの原因
洗濯機の排水口がつまる原因は、洗濯水に含まれているドロ、髪の毛、糸くずなどが蓄積したり絡まったりして、排水が流れるはずのスペースがせき止められてしまうからです。
また洗濯洗剤が原因で排水口や排水ホースがつまることもあるため、普通に洗濯しているだけで排水口がつまってしまうケースもあります。
特に洗濯機を屋外や寒い場所で使っている場合、洗濯洗剤による排水口のつまりは発生しやすくなります。
これは冷えて固形化した洗剤カスの残りが堆積し、排水口や排水ホースを塞いでしまうためです。
洗濯機の排水口の汚れやつまりを放置するとどうなる?
衣服から出てきた汚れ、髪の毛、糸くずなどによって洗濯機の排水口が汚れてしまった場合、そのまま放置していると主に3つの症状が出てきます。
1つでも起こっていることが分かれば、排水口の汚れやつまりを疑いましょう。
異変に対処しないまま使い続けると、汚れた洗濯水が防水パンから溢れ出たり、洗濯機が正しく作動しなかったりするなどのトラブルに発展します。
1. 洗濯機の脱水中にエラーが出る
排水口がつまって洗濯水が正常に排水されない場合、洗濯機が異常を感知してエラー音を発したり、エラーコードを表示したりします。
エラーが出た後に再度洗濯機を動かしてみても排水口のつまりが解消されていない場合はエラー表示を繰り返すだけです。
完全には排水口がつまっていない状態であれば、時間の経過で排水が徐々に流れていくことでエラーが解消されることもあります。
ですが、たびたび同じようなエラーが起こるようであれば、排水口のつまりを疑ってください。
2. 洗濯機の排水口から悪臭がする
排水口は屋外の下水につながっています。
水が腐敗したような下水特有のニオイが逆流して室内に漂うのを防ぐため、排水口には排水トラップという仕組みが採用されています。
排水トラップは、排水を通しつつ、常に少量の水がたまる仕組みになっています。
このたまった水が下水からのニオイを防ぐフタの役割をしています。
ところが排水口がつまってしまうと、排水トラップから水がなくなってニオイにフタがされなくなったり、たまった水そのものが腐敗して悪臭を放ったりするようになります。
洗濯機の近くを通った際に、下水やドブ水のようなニオイがした際は、排水口のつまりを疑ってください。
3. 排水が逆流する
排水口がつまっていると、排水が外へ流れずに逆流してきてしまいます。
知らない間に排水が逆流して防水パンに排水がたまってしまうケースがあります。
また防水パンがなく床に洗濯機を直置きしている場合、床が水濡れしている状況も考えられます。
わずかでも排水口から水が溢れていることに気づいた場合は、排水口つまりを疑いましょう。
洗濯機の排水口のお手入れの頻度は?
洗濯機の排水口を清潔に保ち、しっかりと機能させるためには、月1回程度の定期的なお手入れが必要です。
一方で、洗濯に残り湯を使っている場合は汚れが排水口に溜まりやすいため、掃除の頻度を上げることが推奨されます。
排水口に汚れが溜まらないように予防策を行うことも大切です。
糸くずフィルターにゴミが溜まったら、すぐに取り除きましょう。
排水口へゴミを流さないための処置です。
洗濯槽自体の定期的な洗浄も排水口を清潔に保つ上で効果的です。
洗濯槽のまとまった汚れが排水口に流れ出てつまりを起こしたりすることを防ぎます。
洗濯機の排水口がつまった時に自分で直す方法
ここからは、排水口のつまりを自分で直すための具体的な方法を説明していきます。
単純な原因の場合は身近にある道具を使って自分で直すことも可能です。
1. 洗濯機の電源をOFFにし、コードを抜く
まずは洗濯機の電源をOFFにして、電源コードをコンセントから抜きます。
洗濯機は非常に高い電圧を使用するため、電源コードを繋いだまま濡れた手で作業をすることは危険です。
作業中に誤って感電しないように、必ず電源プラグがコンセントから外れていることを確認してから作業するようにしてください。
2. 蛇口を閉める
電源をOFFにし、電源コードをコンセントから抜いた後、給水用の蛇口を閉めます。
蛇口が開いたまま洗濯機を動かしてしまうと給水ホースが外れて水が溢れ出てきてしまうため、しっかりと閉めましょう。
3. 排水口を見える状態にする
排水口のつまりを直すためには、まず確認すべきことが2つあります。
1つ目は作業の際に排水口が目視できる状態であること、2つ目は汚れを取り除くための作業スペースを用意することです。
もし洗濯機で排水口が隠れてしまっている場合や、スペースが狭くて手が届かない場合は、洗濯機を移動させなければなりません。
洗濯機は相当な重量がある上、洗濯機まわりのスペースにも限りがあり、なかなか簡単には動かせない場合が多いです。
重いからといって引きずって移動させようとすると、洗濯パンが破損する危険性もあります。
防水用の洗濯パンに亀裂が入ると、余計に浸水の被害が拡大してしまうため、複数人で洗濯機を持ち上げて壁などにぶつけないよう移動させてください。
もし作業することが難しいようであれば、修理の依頼をおすすめします。
4. 排水口のパーツを取り外す
洗濯機を移動させて排水口のつまりを取り除く準備ができたら、排水ホースを外して排水口のパーツも分解していきます。
排水口は、排水トラップという仕組みになっていることがほとんどです。
◎作業前に確認すべきこと
- ゴム手袋を着用する
排水口は汚れている場合がほとんどです。
汚水によるぬめりや洗濯カスの固着、髪の毛や糸くずの絡みなどによる汚れや、カビも発生している状態が考えられるため、作業時はゴム手袋を着用することをおすすめします。 - 取り外す際に順番を覚えておくこと
パーツが複数あるため、取り外す順番を覚えていないと元に戻せなくなります。
◎作業手順
まず取り外すのはエルボと目皿というパーツです。
洗濯機の排水ホースとつながっており、L字形状などになっているパーツがエルボで、エルボの受け部分となっているのが目皿です。
排水ホースとエルボ、エルボと目皿の接続部分は一般的に固定されていません。
クリップで挟む方式やねじ込み式が採用されているため、手で分解してください。
プラスチックをはじめ樹脂製のものが多く無理な力を加えると破損してしまう場合もあるため注意が必要です。
目皿を外すと防臭パイプ、泡防止パイプなどの排水トラップのパーツも取り外すことができます。
1つずつ取り出した後は、各パーツの掃除・洗浄を行いましょう。
雑巾やスポンジでこすり洗いをするだけでも十分にキレイになりますが、ぬめり取りに効果のある風呂用洗剤と細かい部分もキレイにできる使い古しの歯ブラシがあるとより便利です。
5. 排水口の内部を掃除してつまりを取り除く
排水トラップの各パーツの取り出しができれば、いよいよ排水口の掃除に取り掛かります。
まずは手で取れるゴミや異物を取り除いてください。
髪の毛や糸くずなどがほとんどですが、中にはアクセサリや紙ゴミなど、衣服に混ざって洗濯してしまったものが、排水トラップに引っ掛かっていたりします。
以下では排水口の内部の掃除方法を2種類紹介します。
いずれかの方法を試してみましょう。
◎市販の排水口・パイプクリーナーで掃除する
手で取り除くことができるゴミを除去した時点で、つまりの原因になるようなものがなければ掃除完了です。
しかし排水口の奥が汚水で汚れていたり、洗濯カスが固着したりして水の通りを妨げている場合は、洗剤等を使って洗い流していきます。
洗剤は市販されているパイプクリーナーが有効です。
強力な洗浄性能があるためゴム手袋をはめて作業しましょう。
パイプクリーナーを排水口に注ぎ15~30分放置した後、水でしっかりと流します。
長い時間放置した方が頑固な汚れも分解されると思いがちですが、放置し過ぎるとせっかく溶けた汚物が沈殿したり固まったりして逆効果になるため気をつけてください。
正しく使えば、皮脂や髪の毛などをしっかりと溶かしてくれます。
水で流した後に局所的な汚れが目立つ場合は雑巾やスポンジ、歯ブラシでこすり洗いをしましょう。
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- 【使いやすい】3個セットの排水溝ブラシで、便利です。
最大長さは155cmで、奥の汚れもしっかり洗浄し、両端に2サイズのブラシが付いており、配管のサイズに合わせて使用できます。
もう1つは最大長45cm、高品質の素材、ナイロンブラシ、スパイラルデザイン、タイトで耐久性があり、また、長さ64cmの延長掃除フックもあり、回転しながら排水管内の長い髪の毛や汚れを簡単に引っ掛けて絡めることができ、排水管の詰まりを解消する効果を最大限に発揮します。
先端を回転させることで排水口の髪の毛や詰まりを簡単に取り除くことができます。 - 【高効率】柔軟で曲がりやすいワイヤーパイプのため、細い配管や曲がった配管でも奥まで届き、死角を残さずに掃除でき、簡単かつ効率的に髪の毛や汚れを取り除きます。使用後は洗って自然乾燥させてください。
◎重曹とクエン酸で掃除する
パイプクリーナーがない場合、重曹と酢(クエン酸)で代用することもできます。
アルカリ性の重曹が皮脂や洗剤カスを分解してつまりを解消してくれる他、酸性の酢が排水口に付着したぬめりを分解する効果が期待できます。
用意するのは、重曹:200グラム、酢:100グラムです。
【作業手順】
- 重曹を排水口に直接振りかける
- 5~10分間放置
- 排水口に酢を入れる
- 発泡効果で汚れが落ちるまで30分ほど放置
注)酢に関しては、砂糖・調味料不使用のものを使用します
なおこの方法は酸性・アルカリ性の性質を利用した掃除方法のため、行う前には各メーカー取扱説明書を必ず確認するようにしましょう。
6. 排水口に水を流す
パイプクリーナーや重曹・酢で排水口を洗浄した後は、水を一気に流して汚れを押し出します。
大きめのバケツに水を汲んで、排水口に流してください。
特にパイプクリーナーを使用した場合は、排水口内に残らないように注意深く流すことが重要です。
7. 排水口のパーツを元に戻す
一通りの掃除・洗浄ができたら各パーツを取り外した時の逆の順で元に戻していきます。
最後に、排水トラップに少量の水を入れておきます。
排水トラップは水のフタをすることで下水からのニオイの逆流を防ぐため、コップのような形状になっています。
各パーツはカチッと音がなるまでしっかりと閉めて、正しい位置に収まるよう気をつけましょう。
8. 糸くずフィルターを掃除する
ドラム式洗濯機には糸くずフィルターが搭載されているので、排水口の掃除と一緒に洗浄しておきましょう。
糸くずフィルターにゴミがつまることでも、洗濯機のエラーが起こり得ます。
糸くずフィルターも定期的に点検と洗浄を行うことが必要です。
9. 排水ホースの折れやつぶれを直す
すべての作業が終了して洗濯機を元の位置に戻す際には、排水ホースが洗濯機の下敷きになっていたり、折れ曲がって排水の流れを止めてしまったりしないように注意してください。
折れやつぶれがあればきちんと直しておくことが必要です。
破れや亀裂があるようなら、新しいものに交換することをおすすめします。
洗濯機の排水口のつまりが直らない場合は修理を依頼するのがおすすめ
残念ながら上記に説明した方法を試してみても、排水口のつまりが解消されないケースがあります。
目視では確認できない排水管の奥の部分がつまっていたり、屋外の排水桝との接続部分で不具合が発生していたりして汚水が逆流する症状も考えられます。
また、重量物である洗濯機の移動が難しい時や掃除を行うスペースの確保が難しいような場合も、自分で直すことはあきらめた方が無難です。
排水口の中がよく見えない状態で掃除をすると、つまりの原因をさらに奥に押し込んでしまい、余計な修理が必要になる可能性も十分にあります。
このような場合は修理の依頼を検討しましょう。